歯学部受験と小論文 その2
良い小論文を書くために
まずは一度、小論文を書いてみてください。
1つの文を長く書きすぎていませんか?
何度も同じことを書いたり、無駄なことを書いたりしていませんか?
接続詞を使っていますか?
不適切な比喩や表現をしていませんか?
文章の流れは不自然ではないですか?
小論文には「一つの答え」はありません。
「答え」と思われるような意見を書いても、小論文としての構成がきちんとしていなければ、決して良い評価を得ることはできません。
説得力のある小論文を書くには、自分の主張を明確に述べ、そう主張する理由を詳しく書く必要があります。
その際、漠然とした一般論ではなく、事実や背景、具体例に触れましょう。
自分とは異なる意見を紹介するのも良いでしょう。
世の中には、100%間違っていることや100%正しいことはまずありません。
そのことを理解した上で、どうして自分の意見こそが正しいのか、反対意見に欠けている視点などを書けると良いでしょう。
小論文対策には、「これを覚えたら大丈夫」という必勝法は存在しません。
実際に自分で何度も書き、それをプロに添削してもらって確かな実力を身につけましょう。