歯学部受験と小論文
小論文対策の必要性
国立でも私立でも、歯学部では小論文の試験を出す大学がたくさんあります。
推薦やAO、編入試験を受験する場合、小論文は数少ない合格枠を手にするための非常に 重要な科目となります。
福岡歯科大学の平成23年度一般入試では、
「小浜逸郎『「弱者」とはだれか』の抜粋を読んで、弱者の自明性について考慮しながら、 「弱者」とは何かについてあなたの考えを論述する」という問題が出ました。
試験時間60分、文字数は800字以内です。
(福岡歯科大学 http://www.fdcnet.ac.jp/col/examinee/point.html)
この問題、あなたならどう答えますか?
試験官を「おっ」と思わせるような小論文を書く自信、ありますか?
もし不安ならば、今すぐ小論文対策を始めましょう。
小論文対策を通じて身につける、自分の頭で考える力、そしてそれを他人に伝える力。
それらは、合格をつかみ取るための総合力となります。
例えば、出願時に志望理由を書く際は、自分なりの動機をやる気が伝わる文章で表現しな ければいけません。
面接では、事前に丸暗記した答えを一方的に言うのではなく、面接官とコミュニケーショ ンを取りながら自分の考えをわかりやすく伝える必要があります。
小論文対策をしっかりすることは、合格への近道でもあるのです。